H列7番目

月のH列7番目のレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
4.0
二階堂ふみ演じる職員が纏う、若さと拗れとねっとり感を掛け合わせた負のオーラが画面から手を伸ばしてくるようで、劇場内でも何度か、ひぃ…っと息を吐いてしまった。

ネタを見つけようとすると嘘っぽくなる。
と言われてしまう、嘘や綺麗事を嫌う人。

いろんな人の綺麗事が剥がれていく中で、彼女だけはその逆をいくような流れが興味深かった。
H列7番目

H列7番目