〖DOGMAN ドッグマン〗（映画/フランス/2023）
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『ある夜、1台のトラックが警察に止められる。運転席には負傷した女装男性がおり、荷台には十数匹の犬が乗せられていた。「ドッグマン」と呼ばれるその男は、自らの半生について語り始める。犬小屋に入れられ、暴力を浴びて育った少年時代。犬たちの存在に救われながら成長していく中で恋を経験し、世間になじもうとするも、人に裏切られて深く傷ついていく。犬たちの愛に何度も助けられてきた彼は、生きていくために犬たちとともに犯罪に手を染めるが、「死刑執行人」と呼ばれるギャングに目をつけられてしまう』
あんまり事前情報仕入れてないんだけど、ケイレブランドリージョーンズ〜と思って観に行くことにした。アンチヴァイラルしか多分観たことない。しかもリュックベッソンか、これまた強い思い入れもないが果たして…
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・この週末で観てるフォロワさん少ない感じだけどみんな行くんかな
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・多分だけど行った方がいい
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・犬を讃えよ
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いやなんか嘘でしょってぐらい面白かったんだけど！！！なに！！
もの悲しい愛と祈りの物語ではあるんだけど、犬！！！！犬♡♡♡♡いぬ！！！って感じでみんな無事よ犬たちは。予想以上に犬が賢すぎムービーだった。賢いし強いし犬の愛が強くて本当に良かった。
とにかく犬を従えて生きてるドラァグクイーンのダグラスが捕まってその悲惨な半生を語るんだけど、相当に悲惨すぎてしんどいけど側にはいつも犬がいたし犬がいないときは犬っぽい天真爛漫な女がいたしその女はいなくなったけどまた犬はずっとそばにいるし、犬が脱獄手伝うところはもう面白すぎた。ラストは死んだのか死んでないのかははっきりしてないけどものすごくたくさんの犬に囲まれてこんな幸せなことある？こんなにも犬が…自分のために犬たちが…
この結末一歩手前→回想を語るシーン→現在→結末みたいな展開も好きだし、ケイレブランドリージョーンズの演技がすごい。
さっき調べたらアンチヴァイラルってもう12年も前の映画だからあの時とんでもない美青年だと思ったけど多少おっさんになってたけどあのむちむちも役作り？なんか女装する人の感じがめちゃくちゃ良くてちゃんとメイクした時の肌とかすんごい綺麗。あの歌は本人じゃないよね？さすがにあれ歌えてたらほんとやばい。
で、最後にピアフの水に流してで、あれ聴くとインセプションのこと思い出して無条件にいい映画だと思いがちなんだけど、歌詞がはまりすぎてる。
ケイレブもいいしとにかく犬。犬が本当にいい。私も犬と愛を交わして大事に守ったり守られたりしたい。
本当予想してなかったグッドドッグムービーだった。絶対劇場で観てね、って感じではないかもだけどいつかは観てほしい感じ。
（48/劇場鑑賞18）
