｢ミョウガサキヘイケ｣の"みや○○(規制音)みたいな声"って何だったんでしょうか？
てんこ盛りのオカルト要素と聞くと何だか山本弘著｢神は沈黙せず｣を思い出しますが、ある意味では似ています。性悪なのに徐々に憎めなくなってくる江野くんの素行・仕草、白石監督とのおっさんホモソーシャル、そしてドキュメンタリーなら…という思い込みの前提を爽快にぶち破っていくラストのシークエンス、どれもドキュメンタリータッチとは思えないスピード感で襲いかかってきます。低予算ならではの溢れんばかりの工夫もお見事。渋谷上空の大量のカラスとか相当気味悪くてもう最高。
白石ユニバース共通ヴィラン"霊体ミミズ"の生態？が詳細に描写されています。カルト、ノロイ、コワすぎシリーズと併せて考察すると面白そう。
