まあちん

雪山の絆のまあちんのレビュー・感想・評価

雪山の絆(2023年製作の映画)
4.0
2024年 05本目

予告編を1回見た情報ぐらいでの鑑賞。

1972年アンデス山脈に墜落した生存者のサバイヴの日々を描く。
実話。

飛行機が墜落した時の衝撃の画力(エジカラ)とその強烈な様。
吹き飛ばされたり、座席がガーッと前へ突っ込んできたりとなすすべがない。

冬山用の衣類、装備、食料もない中、絶望が上書きされる出来事、日々が続く。
対照的に晴れている時の景色の美しさの皮肉さ。
ラグビーをやっている様なタフガイだからこそ、あそこまで頑張れたのか?

人は1週間食べなければ黒い尿が出る。
空腹に耐えきれなくなると人は死体にですら手を出さざる得なくなる…
(『ゆきゆきて、神軍』でも語られていました)

生きる力と諦めない心、人間の生命力。
と人間讃歌。
(だが助かった後のPTSDが凄く心配にもなります)
力作。

自分はあんなに頑張れないっす。無理。
暖かい室内で、飲み物と何かを口にして鑑賞していて、申し訳ない気持ちにもなりました。
まあちん

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