優しいブラックコメディという感じだった。エンタメって、リアルって何だろうね?消費するためのステレオタイプ。でもそれを求めてしまうのも人間。売る側、受け取る側を強烈に皮肉りつつ、真摯な家族の話でもある。
モンクの悩みはギャング絡みやドラッグなどではなく、行き詰まっている仕事、家族との関係や介護、恋愛でありこれこそが「リアル」であると提示している。ただそのバランスが微妙というか、モンクの内面の話をもうちょっと見たかった気がして、そこも含めて皮肉なのかはちょっとよくわからなかったかな。
書いてる文章が映像になり、現れた登場人物に「次の台詞は?」と言われるシーン良かった。想像との対話。
昔からジェフリー・ライトが好きなので満足です。