Gatt

アメリカン・フィクションのGattのレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
3.9
ジェフリー・ライトに注目してまで、準備した今作。インテリ系教授作家なのに、ペンネームを変えてステレオタイプの黒人ストーリーを書いたら大ウケ、白人たちから絶賛を受けるというコメディ。

気楽で面白く観られましたが、当事者であるアメリカ人なら、より一層の面白さを感じたでしょう。人種で皮肉。
個人的に一番好きなシーンは、逃亡犯作家になりきって電話越しに話すシーン。ジェフリー・ライトの面白さが炸裂w。
「ラストシーン」も素直に爆笑しました。

「良いもの」というより「売れるもの」「ウケるもの」。いろんな業界でも問われ続けている常識に、人種を加味したヒューマンコメディ。
音楽もJazzがメインで、心地良く進んでいきました。
なんとなく いつかまた観ちゃう映画になりそうです。
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