kalinda

アメリ デジタルリマスター版のkalindaのレビュー・感想・評価

5.0
幸せな時間やったな。
リビングで観るアメリも好きやけど
満席の映画館でクスクスと笑い声が
聞こえる中で観るアメリ。
温かい雰囲気がほんまに心地良かった。

随分前にDVDで初めて観た翌日、
クレーム・ブリュレを作った。
いつかスクリーンで観たいと思い
やっと今回叶った。
楽しみ過ぎて
前日全く眠られへんかったけど。

赤のニットワンピを着て
赤のネイルをして…、
おや?
これめっちゃアメリ好きな人やん。
まぁそうなんやけど、
鏡を見てあまりにも恥ずかしくなり
慌てて着替えた。

赤と緑のビビットな色彩
パリの街
アメリの周りにいる街の人たち。
アメリの世界はやっぱり好き。

公開当時も可愛いとかポップとか、
勿論そういう表現や話題にもなったけど、
ほんのちょっとゾワゾワするアングルや
ダークな部分もあってこそのアメリ。
私はそういうところが好き。

親からの愛情を受けていなくても
人に幸せを与えられるアメリ。
アメリ自身と自分が重なる部分もあって、
映画公開時のキャッチコピー
“幸せになる“
幸せになりたいじゃなく、なる。
ラストは心が温かくなった。

また数年後にスクリーンで観たいな。
その時はどんな感じ方になっているんかな。

心がほわっと温かく
ニヤッと笑顔になる作品、
オススメです。
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