健一

エイリアン3の健一のレビュー・感想・評価

エイリアン3(1992年製作の映画)
4.3
「エイリアン」シリーズ第3弾。

監督は当時無名の新人だったデヴィッド・フィンチャー。
撮影当時まだ29歳!
フィンチャーの監督デビュー作です。

私は本作 大好きなのですが、公開当時は批評家、観客から酷評を浴びてしまった作品。
ショックを受けたフィンチャーも本作完成後 一年半くらい脚本が読めなかったそうです(怖くて)。

脚本を貰ったシガニー・ウィーバーも何度も断ったそう。
やはり 丸坊主にするのが嫌だったらしい。

しかし何度も説得され 条件を出し、それが認められた為出演をOKした。

その条件とはチャールズ・ダットンを出演させること。

チャールズ・ダットンとは本作で囚人達のリーダーを演じているアフリカ系アメリカ人の俳優さん。
なんでもシガニーとダットンは演劇学校時代の同級生で無二の親友同士らしく、この役にダットンを推した。

シガニーも 坊主頭 イコール ハゲ(スキンヘッド!) イコール ダットン と思ったらしい。

本作は前作(パート2)がエイリアンの大量発生の大戦争だったのに対し、原点(パート1)に戻って再び 1匹のエイリアンと人類が戦うというストーリー。

当然 規模が小さくなりアクションも少なくなるリスクを抱えて よく製作したと思う。その勇気は買いたい。

酷評を受けるほど 決して悪くない作品。「エイリアン2」が良過ぎただけです。

ちなみに
友達以上恋人未満のシガニーとダットンは撮影中いつも イチャイチャふざけ合っていて、それを見ていたフィンチャーは終始ブチ切れ!
シガニーとフィンチャーは いつも大ゲンカをしていたそうで。


劇場公開時 1992年 9月
渋東シネタワー2
💺794 席
客入り 8割以上埋まってた。

渋谷にあるシネコンで現在はTOHOシネマズ渋谷としてリニューアル!
「渋谷 東宝」で略して「渋東」。
今思うと ダサい!😅

映画館で鑑賞した作品 400本目。
健一

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