恋恋風塵（れんれんふうじん）のたらこパスタのネタバレレビュー・内容・結末

アワンが台北で働き始めたアフンから少し都会っぽく変化した部分を察知する場面が忘れられない。ただでさえ永遠に同じ関係であるということは誰にとっても相当難しそうだとは思うけど、2人の当たり前のように続くと思っていた関係は外的などうしようもできない要因でどんどんすれ違って行ってしまって、それが切なかったです。時折挿入される劇伴も哀しい雰囲気がありました

遠目から捉えた映像(とても美しい....)とか、物理的に隙間から見える家族の時間、集う町の老若男女など、細やかに切り取られる人々の日常を覗き見しているような気持ちになりました。野外映画憧れる....！

お爺さんが少食な末っ子(？)に汁ご飯にして食べることをお勧めするシーン、これ私も幼い時、食が進まないと親がお茶漬けにしてたべることをおすすめしてくれることが多々あってとても懐かしい気持ちになった。

アワンとアフンの2人の時間と同じくらいにアワンとお爺さんの2人の時間も印象に残った！お爺さんと2人で兵役へ向かい線路を伝って歩いた記憶、アワンが爆竹の匂いを嗅ぐ度に思い出しそうだなって思いました。