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あいつの声のbowcatのレビュー・感想・評価

あいつの声(2007年製作の映画)
4.3
韓国映画って正直だ…が感想
韓国では有名な事件がベース
息子が誘拐された家族の苦悩
とことん描きます
韓国映画にしてはグロ少なめ

日本のならもっとハラハラしたり
犯人との攻防がもっとあると思う
でも、犯人は最後まで顔も分からず
何を考えてるかも分からない
目的も、人としての姿はない
ただ息子を思う両親の姿を追う
その潔さが、この映画のキモでしょう

ソルギョングの演技力も素晴らしく
いつも通り
いつも以上
韓国警察のダメっぷりが発揮され
ストーリーは平坦っぽいのに
何故か集中が続いた作りでした

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韓国映画って
ひとつのテーマに振り切ったら
ほかの辻褄を無視するくらいのパワーを
多くの作品に見ることが出来ると思います
そこが日本の駄作と違うところ
日本ならこう突っ込まれるとか
いろいろ辻褄合わせをして
本当に描きたいことが、ボヤけてしまい
当たり前のお話になりがち
だからつまらない
そのことに早く気づいて欲しい

たぶん監督さんじゃなくて
製作、出資側が悪いんだと思います😁

ほんとやるせ無い映画なんだけど
いい映画だと思えました

声だけで分かるカン・ドンウォン❗️
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