中国の小説が原作らしいですね。中国の小説は馴染みがないのですが、面白いストーリーだと思います。ドラマ化もされているみたいです。
崖から突き落としたのを偶然中学生が動画に撮っていて、犯人を脅迫するというストーリー。
緻密な犯行計画の筈が中学生に見られてしまう東昇を岡田将生さんが演じています。
その東昇と対峙する中学生・安室朝陽は羽村仁成という少年が演じています。この少年の普通の感じが凄く良かったです。カッコいい少年じゃなくて賢そうな少年でしたね。演技も良かったです。というか朝陽が主人公でしたね。邦画の無駄な忖度で岡田将生さんが主演になってました。本当にやめた方が良い忖度です。
崖から突き落としたのを動画で偶然撮ってしまった。というのは昔からよくある【怖い話】ですよね。
自殺の名所と呼ばれる断崖絶壁の場所へ行こうとすると崖の上に人が立っている。
思わずカメラを取り出してシャッターを切り、連写する。
その写真を現像したら崖から落ちる人が写っていて崖から落ちる瞬間が何枚かの写真に写っている。ふると地面につく寸前の写真だけ飛び降りた人がこっちの方を向いている。というよくある話です。恐らく中国でも似た話があるんでしょうね。
偶然の産物でストーリーが進む事は面白いです。
それと岡田将生さんが犯人で殺人を計画的に行うんですけど、岡田将生さんの人柄ですかね。上手くいく気はしない。そんなに上手にこなせるタイプじゃないです。
中学生と渡り合うのにピッタリな俳優さんです。
ストーリーについて何も書きませんが面白いです。
負のオーラを纏った登場人物達。誰がどうなるのか？最初から最後まで見応えがありました。
こういう脚本の映画は面白いです。
