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青春18×2 君へと続く道のcanaのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
3.9
今年のGWは遠出しなかったので、1年前に行った台湾が舞台のこちらの映画を。

18年前の台湾と18年後の日本が舞台で描かれる青春ラブストーリー×ロードムービー。
嫌いじゃない…いやむしろ好き…

「余命10年」のときも思ったけど、藤井道人監督作品はわりとストーリーはベタなのにくさくならないのが不思議。
確実に泣かせには来てるのに絶妙にわざとらしくない。
作中に出てくる岩井俊二作品でさえ最近斜に構えて観てしまう私でさえ素直に泣けました。

清原果耶ってなんであんなに泣く演技上手いんだろう…釣られるよ…
そして主演のシュー・グァンハン何者ですか?!
彼が演じるジミーと清原果耶演じるアミのシーンが良すぎて悶えました…
バイクの2人乗り、映画デート、電車で片耳イヤホン、十份と最高の青春詰め合わせパック。(書き出してみると改めて本当に王道ベタなんだけど描き方がナチュラルで良いのです)
それでいて、ジミーがちゃんと18歳にも36歳にも見えるのですごい。
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キャストが脇含めて豪華且つ実力派揃いでもう言うことありませぬ。
道枝くんも黒木華ちゃんもとても良かった。

わりと設定されてる世代が近かったので、スラムダンク、花ざかりの君たちへ、岩井俊二のLove Letter、ミスチルなどの小ネタも楽しめました。
エンドロールちゃんとミスチルだし。
歌詞が映画の内容そのままで良かった。

台湾また行きたいなぁ。
十份と台南はまだ行ったことがないので、今度行くときは必ず行こう。
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