
「私が聞かなかったら、この話はどこに⾏くんだろう」。ふとした時に聞いた祖⺟の若い頃の話に⼼動かされた監督は、⺟⽅と⽗⽅それぞれの祖⺟から⼈⽣の話を聞こうと思いたつ。忘れないようにと回し始めたカメラに映る、家族、戦争、仕事、結婚、飼い⽝、友だちの話。同世代である⼆⼈の、交差しながらも全く違う世界を、祖 ⺟たちと共に⽂字に起こしていった。そうやって編まれた物語を、監督は⼆⼈の俳優に託し、⼀⽇をかけて朗読してもらう。やがて世界にたったひとつの物語が、⾒ている私たちの記憶に連なっていく。知らないはずの記憶があなたやわたしと呼び合い、こだまする。
かつて栄えた町の記憶を巡る、町⺠とアーティストたちの物語 ギャラリーを運営する麻子は映像作家の谷繁に展示を依頼し、部屋を貸し出す。元々麻子とルームシェアするスミレは不信感を募らせるが、谷繁…
>>続きを読むナント三大陸映画祭グランプリ含む多数の映画祭の賞を受賞した、是枝裕和監督のファンタジー・ドラマ。死者を「一番大切な思い出」の映像とともに送り出す不思議な施設を舞台に、大切な思い出とは何かを…
>>続きを読む©Yui Kiyohara