A Window of Memoriesの作品情報・感想・評価

A Window of Memories2023年製作の映画)

製作国・地域:

上映時間:67分

3.8

監督

『A Window of Memories』に投稿された感想・評価

missA
-
2025/10/11
山形国際ドキュメンタリー映画祭
山形市中央公民館
3.6

YIDFF2025で鑑賞。
ドキュメンタリーの手法の中で新鮮な、被写体のインタビューをテキスト化し、他人がそれを読み上げながら紡いでいた作品でした。

インタビュイーのおばあちゃんたちも実際に画面に…

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Moomin
3.5

祖母の記憶の描き方

監督の祖母二人の記憶をテキストにし
俳優に朗読してもらう
祖母たちの日常の映像をインサートで

振り回されも記録しようとする祖母たちへのカメラは印象的
変わって劇パートでは俳優…

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usui
-
身体に流れこむテクスト
暗い部屋と車の掠める音
ドライブマイカーの反転
moon
3.4

監督の2人の祖母、それぞれの生い立ちを記したテキストを孫の代くらいの俳優が朗読することで浮かび上がってくる2つの人生。戦争や結婚生活、旦那の死で時折重なる瞬間が面白かった。ひたすら朗読してる映像が続…

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oji
4.0

清原惟監督作品
映画祭ではこの邦画含む2作のみがインターナショナルコンペティション出品

父方・母方の祖母の育ちの記憶をあえてテキスト化し、若い世代の2人の身体を通して朗読形式で発声させる、記憶の継…

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このレビューはネタバレを含みます

監督の二人の祖母が自分の人生について認めた文を2人の俳優が交互に朗読していく。異なる境遇で同じ時代に育った2人の女性の人生をなぞる俳優の朗読は、次第に脱力感とともにひとつの記号となって身体を離れ交互…

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ryo
-
このレビューはネタバレを含みます

他者を知りたいという純粋な思い。
一方で、どこまでいっても分からない他者をテキストや映画として表現し、立ち上がらせ、規定してしまうその難しさ。
優しく真摯にそれらに向き合っているからこそ、演者の身体…

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auchan
-
クレバーでうまくいってるおもろい。テクストと身体という流行りの中に生まれた良作って感じ。コンパクト版とも言えると思う
3.6

父方、母方の祖母の証言をいちどテクストにし(校正に祖母が関わる)、俳優がそれを交互に朗読する。俳優がそれまで視線を落としていた原稿をふっと下ろし、顔を上げ、視線を何処でもない方へ向けながら、朗読から…

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