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コンテイジョンのliamのレビュー・感想・評価

コンテイジョン(2011年製作の映画)
3.2

監督は「インフォーマント!」のスティーブン・ソダーバーグ。出演は「ミッドナイト・イン・パリ」のマリオン・コティヤール、「アジャストメント」のマット・デイモン、「プレデターズ」のローレンス・フィッシュバーン、「レポゼッション・メン」のジュード・ロウなど。

ミッチの妻・ベルは、香港への出張後にシカゴで元恋人と密会していたが、せきと熱の症状が出始める。同じころ香港、ロンドン、東京で似たような症状で亡くなる人が続出。フリージャーナリストのアランは、伝染病ではないかと考え始める。

現在のコロナを見ていると、真っ先にこの映画を思い出す。笑

世界中でウイルスが蔓延し、死亡者が増え世界中がパニックになる映画。
この作品はウイルスを解決するための人たちの視点と、それによって混乱する民間人の視点から構成されている。
作中ウイルスが広がることで、物品の買い占めや地域の閉鎖が起こっていたが、今現在の世界が同じような状況というのは恐ろしい。

初っ端からミッチの妻と子供が亡くなってしまう鬱展開にはビックリした。初めからこんなに悲劇的だったことは忘れてたし、アッサリ亡くなったので衝撃的だった。

たしかにウイルスが蔓延する恐怖は感じるが、なんというか全体的に地味。
面白いが、全体的に盛り上がる所が見出せない。

あと登場人物が多すぎるので、様々なストーリーがでてきてしまい何が本筋か見出しにくい。もっと人物を絞って進めればもっと面白くなったのに。

そしてキャストがとにかく豪華。登場人物のほとんどが主役級のキャストなので、それだけで観る価値はあるかもしれない。

豪華キャストが集結するパニック映画。

2回目 2022/1/14
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