昨今の新型ウィルスの影響で本作に触れたレビューを良く見かけましたので、私も再鑑賞。
と、見返すと、まさに予言していたかのような本作のリアルさに、思わず背筋が凍った。
特にラストカット、「それなの!?」の描写なんかは本当に恐ろしい・・・
本作は単に新種のウィルスの恐怖を描くパニック映画とはしておらず、ウィルスに直面した学者や政府等、個々の奮闘ををクローズアップした群像劇。
市民が混乱に陥るような描写は殆ど描かれていないが、本作の方がより現実的に感じた。
その分、地味な作品といった印象ですが、鑑賞後に残る印象は大きい。
また音楽が印象的で、あの ベンベンベンベン・・・はまさに危機が迫る雰囲気出ていました。
因みにマリオン・コティヤールが演じていたストーリーが好みだったのですが、
あれからの行方が非常に気になります。