湾岸戦争終結直後のイラクで、フセインが隠した金塊を探す米軍の兵士たち。
ジョージ・クルーニー、マーク・ウォールバーグ他、元ラッパーのアイス・キューブ、映画監督としても有名なスパイク・ジョーンズらが米陸軍兵士を演じている。
ブラック・ユーモアに溢れた会話や派手なアクションシーンなど、エンタメ作品としてもかなり面白いけど、同時にハンパなく政治色が強い。
監督のデヴィッド・O・ラッセルがアメリカと湾岸戦争に対して手厳しい批判を加えている。
「世界の安定のために戦ってるだと？お前らの目的は石油の安定だろうが」など、アメリカ制作でよくここまで言えたもんだなと思う。
〜個人的に好きなシーン〜
→ゲイツ少佐たちがイラクの反乱軍から車を借りるために「George Bush wants you」って言って落とそうとするが拒否られて「OK、じゃあ金を払うよ」って言うところ。
おそらく米軍募集ポスターを皮肉ったネタ。「愛国心に訴えるより見返りをよこせ」ってことかな笑
