んたん

ストップ・メイキング・センス 4Kレストアのんたんのレビュー・感想・評価

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音の臨場感が良くて思わず立ち上がって踊りそうだった。
ショーを生で観た客は羨ましい。皆各々のスタイルで聴いていて楽しそう。

ビート刻むラジカセとデヴィットバーンの弾き語りで始まり、次第に大きなセッションになる高揚感ったら。

Burning Down the HouseやWhat a day that wasマジで良い曲、大好きです😭

彼らの楽曲のリファレンスの多様さを感じるセットリストで面白かった。

This must be the placeも悶々とカスな過ごし方していたこの数年間で大好きな曲になった。殴られ足らず、今でも地に足はつかず俯いていますが。
この曲やSlippery People然りその場でハモっているコーラスによって心地良さが増している。

バンドセットや身の振るまい、自己流ではない和訳など視覚ありきで聴くと、沢山のバンドに影響を与えたことをより実感する。
Talking Headsについては、仮に懐古趣味ではなくても、近年の好きなバンドのルーツを辿って必ず出逢っていたことでしょう…。

ティナウェイマスのベースの弾き方がかっこいいし、デヴィットバーンの謎の抜け感がすごい。汗べちゃべちゃでも無機的な雰囲気すら感じる。茶目っ気のあるステージでの仕草も全て隙がなくて怖い。
あの振る舞いに憧れ、意識しているバンドマンを知っているけれど、あんなのどうしたって同じベクトルのかっこよさにはならんだろうと思う。
んたん

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