ペドロパスカルが居ると画が締まる。
トムハンクスちょい役すぎ、ネオナチ皆殺しにして欲しかった。
レイカーズの選手が刀で悪徳警官の手下を皆殺しにして、その後急に悪徳警官をスキャナーズするところが良かった。
期待していたほどでは無かったが、最後のアクションは好き。

トンデモ映画かと思って観ていたら、オークランドで実際に起きたことに着想を得た、復讐にまつわる4つの出来事が繋がっていく映画。わりと流血あり人体破裂ありで血生臭い。
実在の人物も数名登場、ミュージシャンのToo $hortはプロデューサーとして参加。
監督脚本が「ハーフネルソン」のコンビでビックリ。

ネオナチに対抗するパンクロックファン、裏社会から足を洗った男が妻を殺されまた舞い戻る、自宅に強盗に入られたNBAスター、女性蔑視や人種差別的を受けラッパーのステージに立ち喝采を受ける女性…など。

ペドロ・パスカルが演じる裏社会から足を洗うはずだったクリントのストーリーはそれだけで1本のクライムスリラーになりそうな話。
ベン・メンデルソーンが演じるThe Guyがめちゃくちゃイヤなやつでねちっこい警官かと思えば裏社会を牛耳ってたりで。
この二人のおかげで面白いって感じもしなくはないが、意外な人が美味しいところを持っていく。

この映画は80年代のオークランドが舞台だか、アスリートを狙った強盗といえば、最近イチロー宅も狙われたのが記憶に新しい。
差別や蔑視を撒き散らす輩は今でもたくさんいるとこを考えると、この頃から今までそういう負の面はあまり改善されてないとかと愕然とする。

緑のアレは何だったのかよくわからなかった。

トム・ハンクスがそんなところで出てくるとは😂

右手に斧、左手に赤ちゃん抱くペドロパスカルが良い
エドガーライトとか好きな人は好きそうな映画