るる

スーパーの女のるるのネタバレレビュー・内容・結末

スーパーの女(1996年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

最高だよな、宮本信子…なんで死んでしまったんだ、伊丹十三…日本の女性映画といえば、伊丹十三…でもその後がつかえてる感じするよな…?

会話がバブルだな、とは思うけど。楽しい。明るい。宮本信子の愛嬌ある口調が可愛くてカッコいい。

ホテルでの会話とか、良いよな。セクハラじゃん、と拒否るほどじゃない、満更でない、でも照れもあって、はしゃいじゃうリアルさと、いややっぱり違うだろう、そういう関係じゃなかろ、となったときに、決して無理強いしない、あの感じ、大事…見やすさ…

30年経って、むしろ社会が後退してないかと。いまだに人気テレビドラマに出てくる女主人公はフリーターだったり派遣だったり、非正規の働く女たちで、アウトサイダーで、責任と無責任の狭間にいる存在だからこそ好き勝手言える女ヒーローで、キャラクターとしては使い勝手がいいんだろうけど、どうなってんだろうな。。経済が悪いと文明って発展しないんだな。。つら。。

豪華俳優陣に感動…田嶋陽子先生まで出てるすごい…

説明くささがくすぐったくもあるけど、それも時代か。
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