このレビューはネタバレを含みます
子どもの頃オーメンオリジナル版を封切り時に地元の映画館で見て面白怖すぎるほどの衝撃があって、50年近くもたってから前日譚って？と思っていましたがなかなか評判がよいみたいなので思い切って観てきました。
オリジナルへのオマージュを感じる部分はたっぷりありました。（くし刺しや音楽もですが顕著なのはエンドロールのタイポグラフィー）
内容もうまくつなげられるよう苦心の跡がうかがえます、が、オリジナルでの母親の墓碑銘はマリアでしたよね。マーガレットが存命で墓碑には書けなかったから偽名で埋葬したのか？
あとダミアンは産院で生まれてそのまま産院内でソーン大使の養子になったはずだけどマーガレットが出産してたのはどうみても修道院とかの地下室。本当に生まれたての新生児を移動させるのは感染症その他危険すぎる。そして火事は修道院ではなく産院だったはず。ということはあの出産場所は病院の地下にしつらえられているまたは地下でつながっているとかなのか？
そしてマーガレット、カルリータ、マーガレットの娘はその後のオーメン(オリジナルを基軸とする続編）には出てこないけどオリジナル設定つくっといてほったらかし？いやこのあとチャリンチャリンするための布石で敢えておいといた？
あと、ダミアンはブルネットっぽい色の髪だったので獣はなんかよくわからないからマーガレット（ネル・タイガー・フリー）の髪色はそれに合わせてもうちょっと脱色しておいたほうがよいように思った。
といろいろ重箱の隅をつつきましたが オリジナル版をみてなくて単体でみても面白い作品に仕上がっていると思います。
ただできればカルリータやマーガレットの娘が活躍する続編までは作ってほしくはないですが。
