このレビューはネタバレを含みます
何も起こってない作品じゃないけど何もしなければ何も起こってないところを主人公が全部粒だてていってる作品(笑
出会う人全員が主人公のお節介と我が儘に振り回されてる、でもそれをしょうがねぇなぁと思いつつ優しくしてくれる優しい世界。
ICU、受付の人には時間外って断られたのに忍び込んだ先のナースステーションでは時間外と騒がれたり追い返されないのはちと不思議だった。
ラスト、ああこうしてオープニングと繋がって切れ目なくループしてる日常を表現してるのね、と思ったら突然の娘ちやんのtropic映像が差し挟まれて?ってなった。
こういう構成の作品前にもみたことあるけどなんだったか思い出せない。
主人公はヒジャブをずっとつけているけど娘さんはしてなくて、世代のギャップみたいなのを示しているのかなとも思った(恐らく実際にもこの世代はそうなのだろうけど)
コンビニやファミレス的なものがないことを除いては日本でも撮れる話だなーと思った(親世代娘世代のギャップ含め)。
みてて嫌な気にはならなかったけどみてもみなくても自分の感情がとくに揺さぶられることはない作品でした。