このレビューはネタバレを含みます
うーむ。何かそれっぽいものを作ろうとしてる雰囲気だけの映画って感じかな
216桁やそれが及ぼすもの意味するもの自体になんらかの事実や仮設や論理の裏付けとかがないんで「ぼくのかんがえた さいきょうの さいばーえいが」って感じ。
嘘をつくときには真実を少し混ぜるといいっていう話がありますがその真実が全くないので思いついたものを思いついたように撮ってみただけになってしまって現実と繋がっていないのでうわぁ(怖)っていう深さや凄みに欠けているような。
でもここから始まってきちんとブラックスワンやザ・ホエールが後に生み出されたという才能の片鱗は感じなくもない。
サントラは凄い面々がそろってて、この辺のセレクトはよいと思う。
あとA24は最近こういう昔のちょっと話題になった作品のレストアに力いれてるんですかね、見逃したやつとかも綺麗な画質で観られて嬉しい限りです。