ラーチャえだまめ

海がきこえるのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
3.5
『コンプラ的に「アウト」なジブリ……』



どーもどーも友人とAVコーナーで「好きな女優はだーれだ」で指さした女優が同じだった時の気まずさったらないラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの作品を拝見させて頂きました


【海がきこえる】だとぉ……!?「ジブリがいっぱいコレクション」CMの中で他作品と一緒にダイジェストが流れるも「そういえばこれなんだっけ」となる方もいるのではないでしょうか、そんなジブリ作品「海がきこえる」……93年作家・氷室冴子の同名小説を当時のスタジオジブリが日テレと共同で制作した“テレビスペシャル”として放送された作品なんですねぇー私全然知りませんでしたよ。これまで何度か劇場公開もされたらしいのですが、如何せん金ローでも“まずお目にかかれない”ジブリ作品としてはかなりドマイナー&“問題作品”??という……それが何の因果か現在Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で終映未定の“限定上映”されているだと…!?


いやー当日はとにかくスゴい人人人人……ル・シネマって行った人ならわかると思うんだけどエレベーターで行くじゃん?前の回が終わって帰りのエレベーター待ちの列と次の回に入場する列とが完全にドッキングしちゃってもう……観終わった後30分くらい待機しないと帰れませんでした(汗)これから見に行くご予定の方は、上映の前後は時間に余裕を持って行動した方がいいかもしれません…!!


と前置きはこれくらいにして、本作は当時スタジオジブリの“若手”クリエイターによって制作された、いわば宮崎駿や高畑勲が全く絡んでいない異色のジブリ作品として初の試みだったようで?物語は東京の大学に進学中の杜崎拓(もりさきたく)という青年が、吉祥寺駅の反対側のホームでかつて高校の同級生で“一悶着あった”武藤里伽子(むとうりかこ)らしき人物を見かけるところから始まる。その瞬間杜崎の大学進学までの2年間の記憶が蘇り、地元高知で親友の松野豊(まつのゆたか)と過ごした“青春時代”に想いを馳せるのだが……




↓ブログにもあげました(ネタバレなし&ネタバレ・考察)↓https://www.edamame-movie.com
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