ラーチャえだまめ

デューン 砂の惑星PART2のラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
5.0
『彼女が爆発しないか不安な166分』



どーもどーも漫才とコントを戦わせる意味を見いだせないラーチャえだまめです。ドューンッ!!!!……そんなついに長年敵対関係にあった大領家争いに終止符が打たれるかもしれない?きな粉をずっと砂だと思って食わず嫌いしていたあの頃の自分に伝えたい「20年後、お前はきな粉をわざわざIMAXで拝むことになるぞ…?」


【デューン 砂の惑星 PART2】!!!出たよエンディングで「実は2部作のPART1でしたマフディーッ!!!」の「イット」方式に当時愕然とした稲村ジェーン!!!…間違えた「デューン 砂の惑星」!!!今やハリウッドのトップオブクリエイターの一人ドゥニ・ヴィルヌーヴが?賛否両論な「ブレラン2049」でSF監督として確固たる地位を築いた勢い止まらず今度は過去2度に渡り映像化されたアメリカのSF小説家フランク・ハーバートの同名小説を再構築して挑んだ“もう一つの遥か彼方の銀河系映画”。原作小説のほぼ“前半戦”である前作は全世界で大ヒットを記録、第94回アカデミー賞で最多6部門を受賞するなど名実ともに評価され結果続編である本作へのGOサインが無事になされt……いや前作のその後のスカッと逆転劇を描く上での壮大な下準備という名の“前フリ”でしかなかった“俺たちの戦いはこれからだぜ!END”で締めちゃってさ、もう続編がなかったらホント悲惨だったよ……(汗)


全編IMAXカメラによる“圧倒的な映像美”が当時日本でも話題になりました。しかし映像だけでも充分観る価値はオオアリクイでありながら、物語は155分という長尺でも容量ギツギツなほど遥か彼方の銀河系で起こる“歴史”そのものであり、結果序盤から“まあまあな知識量”と引き換え見せ場のアクションシーンが少ないことが仇となり“しきりの高いSW”、やたら豪華なトップスター大集結して155分でまとめたNHK「大河砂漠ドラマ」という!?初見さんには少し好みが分かれそうな1本のようにも感じました。そんな前作がイケメンマザコ……「大河砂漠ドラマ」だとしたら??今作は前作以上にアクションパートの大幅増加&新要素としてキュンキュンな“恋愛要素”を新たにブチ込み年の若い層にも受け入れ易くなった??国営から民放へハードルが下がった



「日曜“砂漠”劇場」ヴィヴァ……



↓ブログにもあげました(ネタバレなし&ネタバレ・考察)↓https://www.edamame-movie.com
ラーチャえだまめ

ラーチャえだまめ