ラーチャえだまめ

Vermines(原題)のラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

Vermines(原題)(2023年製作の映画)
5.0
『結論:ナイキの箱を過信してはダメ。』




どーもどーもラーチャえだまめです。いやー先日偶然なんですがコチラにお邪魔させて頂きました


「横浜フランス映画祭2024」。へぇー横浜でこんなのやってたんですねー。さすがシャレ乙の水の都。1993年から始まった同企画は今年で31回目。日本“未凱旋”の最新フランス映画を中心に今年は今月20日から24日までの5日間、会場はいつもお世話になっております桜木町駅から徒歩5分の駅チカ好立地シネコン横浜ブルク13。今年の開花宣言にはそのままゴーストもスイーパーして欲しい世界の役所広司が来て結構盛り上がったらしい?でも私って好みがだいぶ偏ってるじゃあないですか?フランス映画と言えばリュック・ベッソンとリュック・ベッソンとたまに「ポンヌフの恋人」挟んで……アンフェタミンッ!!!レベルの人間でっせ?フランス映画の祭典って……今年のラインナップを見ても、ふむふむジャンルはどれもやはりドラマ系ばかり……そんな縁の無さそうな私が何故今回この祭典に足を運んだのか。




「あったんですねー“モンスター”枠が。」




【Vermines(原題)】!!!日本タイトル未定のコチラの映画、本国フランスで予想を超えるヒットを記録したらしい!?フランス映画でモンスターMOVIE??ちょっとイメージありませんよね??てかそもそも“フランス産のモンスター”なんていましたっけ……??ってそっからしてまず珍しい&「Vermines」=“害虫”のタイトル通り、近年マスクの下がイケメンだからってスカヨハもビックリな今やすっかり親愛なる隣人化して現に見た目に反して家の害虫とか食べてくれて実はスゴイいい奴感醸し出しまくりの“嫌悪感ゼロ”のイメージがついた“スパイダー”が?お久ブリーフに「俺も害虫だぁあー!!!」とイワンコフばかりに嫌悪感フルボッコで観客を恐怖と悲鳴のどん底に突き落としてくれたらしい“パニックもの”の代表格として再び返り咲いたかもしれない最新蜘蛛映画が?予想外のフランスで孵化してしまっただなんて聞いちまったらさ?


先日新作「エイリアン」の予告が解禁されぴょんぴょん跳ねるイキのいいフェイスハガーを見て無性に8本脚映画を欲していた私にとってこれはタイムリー過ぎだろ、ということで観てみたのですが……いやー




「早くも2024年度「最優秀モンスター賞」が確定してしまいました…」



めちゃくちゃ面白いじゃんかコイツぅぅ!??これは今年とんでもクライシスなB級モンスターホラー界の(世界狭ッ)ダークホースならぬダークスパイダーの凱旋じゃああああああー!!!!いやーもう何から褒めてよいのやらあばばばあばばばば…(汗)まずモンスターMOVIEという“ジャンル”映画の“大前提”として!?本作を観たら100%



「絶対に「クモ嫌いになる」ことをお約束します。」



コレなんですよ!!!本作を観たら「クモに噛まれたらヒーローになれないかなハハハ!」なんて“もう笑えない”「生理的に無理度200%」のクモ地獄を味わうことが出来てしまう!?もう明日からクモの見る目変わるわ!!(泣)“ホンモノのクモ”とVFXを使ってその数“200匹”!?クモ嫌いの方はご遠慮した方が身の為かもしれませんザワザワザワ……劇場に響き渡る“最悪な足音”。カーテンの裏、換気口、買ったばかりのナイキのシューズの中……あばばばばばばばばそんな所に潜んでたのかぉおおおおーー!!!(泣)“いかにも”な場所に“ヤツ”は潜みそして見つかりそうになるとヒョイッと突然飛んできたり“腕にはってきたり”……ぎゃああああああああーーーー!!!何度悲鳴を上げそうになったことか。人間が最も嫌悪感を抱くシチュエーションでも研究したのか、そんなヤツらの恐怖をさらに倍増させるために用意された、前半にそれとなく見せていた“ギミック”を……おおーそう来るか!!ただの暗がりの廊下がカップルに是非ともオヌヌメしたいインスタばえする水族館トンネルを凌駕する“キショさMAX地獄のデス・クモトンネル”に早変わりだぁーーー!!!いやー本当に恐ろしかった。こんなにクモってキモかったんだなぁ……





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https://www.edamame-movie.com
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