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THIS MANの作品紹介

THIS MANのあらすじ

舞台はある田舎町。町では、連続変死事件が発生していた。被害者の共通点は、生前、眉のつながった奇妙な風貌の男を夢の中で見ていたことだった。夢の中に出てきた男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れていた。そんな中、八坂華は、夫と義男と娘の愛とともに、幸せに暮らしていた。しかし、「あの男」による被害が拡大し、徐々に華の身近にも危険が迫る。やがて華は究極の選択を突きつけられる。果たして華が取った行動とは？史上最悪の結末が、今幕を開ける。

THIS MANの監督

天野友二朗

THIS MANの出演者

出口亜梨沙

木ノ本嶺浩

鈴木美羽

小原徳子

茜屋日海夏(Himika Akaneya)

校條拳太朗

般若

アキラ100％

中山功太

津田寛治

渡辺哲

原題
製作年: 2024年

製作国・地域: 日本
上映時間: 89分

ジャンル: スリラー
配給会社: アルバトロス・フィルム

『THIS MAN』に投稿された感想・評価

labyrinthの感想・評価

2024/06/09 22:43

2.3

海外での都市伝説を映画化。

予告編みて、期待して見に行きました。
が・・・・・
正直『世にも奇妙な物語』で納めておけば良い内容。

内容で、
悪夢でコロナ時のことを思い出すような、人口減少していく流れは、斬新。

映画『PLAN 75』も思い出す、国から自ら死を選択してもよい制度。今回のこの映画では、悪夢を見てしまった方々は、国から死ねるお薬配布。
一部の方々での呪い的な事件で終わるとお思いきや、国レベルまでの警戒すべき呪いに発展も斬新。

まっ、相手は悪夢、国もどうしようもないから・・・こうなる？

悪夢見た人は、
自殺か、
見ず知らずの方々から・・・いきなり殺害。
いきなり苦しんで死亡。
色々な死に方・・・・・。

各、死んでいく人々のシーンをもう少しホラー感強めに表現したら記憶に残る映画だった！？かも。

名の知れてる俳優の津田寛治さんや渡辺哲さんが出演とは贅沢と思えた。

ストーリー、
ある町で、連続変死事件。
亡くなる方々の共通点は、特徴ある男性の夢。
夢をみたら、死ぬのを待つか、他人に呪いを移して助かるか？
やがて、国レベル警戒。大勢が死んでいく。
主人公の家族もヒロイン以外死亡。
主人公は、ある決意をして呪術専門家に力を借りに行く・・・・・がザックリストーリー。

ラスト、こんなに簡単に解決して・・・・・
凄いことしている呪術師なのに、凄い感なしで『えっ、呪い消えた！？』

久々、残念。
期待感膨らませ過ぎた・・・・・。

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ぶみの感想・評価

2024/06/10 20:27

1.5

この男、見たら死ぬ。

天野友二朗監督、出口亜梨沙、木ノ本嶺浩主演による、謎の男「This Man」なる都市伝説をベースとしたファンタジー。
眉が繋がった謎の男が夢に出てくると死ぬという現象が巻き起こる世界を描く。
前述の都市伝説は初耳の状態での鑑賞。
主人公となる夫妻、八坂華を出口、八坂義男を木ノ本が演じているほか、鈴木美羽、般若、アキラ100%、津田寛治、渡辺哲等が登場。
物語は、冒頭、林の中で戯れる主人公二人という何とも非現実感溢れるシーンでスタート、次には港町で女性が殺される事件が発生し、津田と校條拳太朗演じる刑事が捜査を進める展開となっていくのだが、正直映画として手放しで褒めることができるような仕上がりにはなっていない。
置かれている状況を全て不自然さ満点の台詞で説明してくれることを筆頭に、意図がわからない動きを見せるカメラワーク、室内だろうが屋外だろうが不自然な人工的な光が入り込む映像、華の妹が明らかに高校生に見えないが故に常にセーラー服を着ている、義男の仕事をIT系ホワイトカラーと説明しておきながら職場はIT感ゼロの総務系の職場のよう等々、ツッコミどころを挙げれば、枚挙にいとまがないほど。
そんな中でも、脚本がしっかりしていたり、ホラーやスリラー的な演出に目を見張るものがあったり、はたまたキャストの演技が素晴らしかったりしていたら救いがあるのだが、事件の状況を伝えるラジオで「捜査を進めています」ではなく「調査を進めています」と言っていたのを始め、ホラーというよりも、もはやコメディに近い演出、そして頑張りは伝わってくるものの、お世辞にも上手いとは言えない演技と、観ていて、いや見ていて痛々しくなってきた次第。
全てが作られたような設定は、ホラーやスリラーでも、ましてや人間ドラマでもなく、もはやファンタジーと考えて笑い飛ばすしかないと思うとともに、何故津田や渡辺といったベテランが出演する気になったのかが最大の謎である珍作。

人は実体のないものを信じない。

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