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春行のkeinoshinのレビュー・感想・評価

春行(2023年製作の映画)
3.0
台湾文化センター主催の台湾映画上映会2024にて🇹🇼

映画本編はまぁ可もなく不可もなくかなぁって思いながら見終わったけど、上映後の監督へのインタビューやQ&Aで聴けた話が印象的だったのでメモ。
・台湾では家族が亡くなった時に金銭的な理由もしくは精神的な理由で遺体をそのままにしてしまうことがあり、時折ニュースになったりもする
・旦那が冷凍ボックスに妻の遺体を保管する時に入れていた白い粉は塩
・妻が亡くなった理由は明確には決めてない(うろ覚え)
・息子が母親の遺体と対面するシーンは必要と思わなかったので省いている
・映画の中で全てを説明したくないので、あえて観た人が自分で想像して補完するように余白を残している

これまで映画の中で説明とか描写に不足があると「うーん、、、」って思ってたけど、あえて不足させてることもあるんだな、っていうのを学べたのはよかった。

ゲストの工藤監督や両監督の貴重な話を聞けたのは本当によかった、って思うんだけど、何分運営がグダグダ過ぎてひどかった、、、次からは改善されるといいなぁ。
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