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青春の反抗のkeinoshinのレビュー・感想・評価

青春の反抗(2023年製作の映画)
3.3
東京国際映画祭でも観たいリストに入れてたんだけど日程が合わずに諦めた作品だったので劇場公開されて大変うれしい🥹

タイトルから台湾の学生運動の話なのかなーくらいの気持ちで観に行ったら、それだけじゃなくて同性愛、フェミニズム、思春期とかいろんな要素が絡み合ってた。

特筆すべきは季微と魏青の2人のベッドシーン。2人とも華奢かつ肌が綺麗で白いので、美しさと儚さが画面いっぱいに描かれて本当に眼福。

学生運動については、確かに主任のやり方って汚いし間違ってるよなぁとは思いつつ、彼ら彼女らが求める「創作の自由」が仮に大学で保障されたとして、卒業後に自らのスキルで生きて行く上で果たして創作の自由が勝ち取れる人たちがどれくらいいるんだろう、とか余計なことを考えてしまった。

終盤に2人が海辺を散歩して、その後バスに乗るシーンがすごく良くて、今年は台湾に行くのを我慢しようと思ってたのに行きたい欲が昂りすぎて帰りに航空券探してしまった、、、危険。
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