フロム・ダスク・ティル・ドーンの生酒冷造のレビュー・感想・評価

ジョン・カー・ペンターの「ヴァンパイア最期の聖戦」が中2病バンパイア映画の大関なら、この映画は横綱クラスかもしれません。
なんせ犯罪劇のロードムービーかと思いきや、いきずり宿のバンパイア攻防戦になります。
しかも時間の割に、映画にキャラがやたらと豊富で個性的。
バンパイアの造型もモンスター化。
バンパイア映画の紳士なイメージが粉砕されます。
それが悪ノリながら愛嬌もあり、支離滅裂な楽しさです。
一発屋な発想の映画なのに、オマージュ作品も有りと、、カルト映画だけのことありました。