みかん

ホビット 決戦のゆくえのみかんのレビュー・感想・評価

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)
4.5
シリーズ三部作の完結編となる、超弩級スケールのアドベンチャーハイファンタジー。

オープニングから邪竜との決戦。
炎に包まれる町。
予言と伝説。竜のウロコと矢。
バルドのドラマに涙でした。

それから、物語は予想もしない展開へ。

ドワーフの王子トーリンの「竜の病」。

町を焼失した人間たち。
エルフの軍団。
トーリンの従兄弟のダインの軍団。

そこに一作目二作目で引っ張ってきた闇の勢力の復活で、トーリンの宿敵「穢れの王」アゾク率いる闇の大軍勢との会戦。

空も陸も大規模でド迫力の戦闘シーンは圧巻。

さらに、オープニングの炎に対して、終盤は氷山での対決。

ドワーフたちもレゴラス、タウリエル、ガンダルフもみんなカッコよかったです。

それぞれのドラマがあり、それぞれにアツく、特にトーリンの一騎討ちは最後までどうなるかわからず、その最後になっても信じられませんでした。。。

キーリとタウリエルにも胸が詰まりました。

ガンダルフに見込まれて、半ば強引に、さんざん迷いながらも、こんな旅をする機会なんてない。人生一度きりだ!とホビット庄を旅立ったビルボ。

ガンダルフも予期しないほどの大戦争になりましたが、どんなピンチも持ち前の機転と勇気で乗り越え、かけがえのない真の友情を手に入れたのは素晴らしかったです。

そして、大きく成長したけれどビルボらしい気取らなさはそのままに、エンディングも指輪の影は前作の伏線として含みつつも、見事な結び方で感動でした。

やはりロード・オブ・ザ・リングシリーズは最高でした!
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