はま

燃えよデブゴン4/ピックポケット!のはまのレビュー・感想・評価

3.2
デブゴンシリーズってタイトルに数字が付いてたり付いてなかったり、しかも公開順じゃなかったり。

「サモハン主演=デブゴン」って流れで売り出してしまった配給のせいではありますが…
なので今作は"4"て付いてるけど気にしちゃだめですよ〜〜

監督・主演・武術指導の三役をこなすサモハン。
盗みを家業とする4人組のお話で、サモハンの相棒には『ドラ息子カンフー』でユンピョウと大死闘を繰り広げた、殿下ことフランキー・チェン!(我が家での愛称は"殿下")
この方ほんとに純粋に顔がイケメンで(ほんとに)、本業が音楽家なのがもったいないぐらい(笑)

華麗なスリ技術を披露するオープニングから始まって、笑うというより「スゲー!」ってなる←
手際&コンビネーションが良すぎる〜〜
ストーリーのテンポは時々停滞する時もあったんですが、騙し騙されの合間にコメディ、って感じで全体的に面白かったです。

福星シリーズでもお馴染みのお笑い担当、リチャード・ンも出てますからね… 絶対笑うでしょ🌝 半ズボンで出てきた時点で面白い(笑)
盗っ人と半ズボン刑事、アホみたいな掛け合いは無心で観れていいですね…


ところがこの映画の凄いところはアクションなのである(ほんとに唐突にくる)。
終盤に畳み掛ける船上大乱闘や、熱すぎるサモハンvsディック・ウェイ兄貴!…も凄いんですが、バイクチェイスが地味に衝撃でした。
あれは死人が出るよ←←

香港映画ってホント平気で事故るけどそのまま撮影してるんだもんなぁ。
「え?今の何?」って映像に頭が追いつかないことがよくある(笑) 今作ももれなくそんな感じでした。


アクションシーンはさすがの洪家班!スタイリッシュさと生々しさはお手の物。
おまけに結構バイオレンスで(!)、予想外のところで血を見たり、先端恐怖症には厳しい一面も…

お目当てのユンピョウスタントはちょこちょこそれらしきところがあったんですが、ハッキリ確認できたのはサモvsディック兄貴の部分のみでした。

でもまさかユンピョウがディック兄貴のスタントまでやるとは思わなかった… ユンピョウお得意の左後ろ回し蹴りのシーンだったから、サモが指名したんだろうなぁとは想像つくけど☺️

殿下のスタントも「これは」と思うものがいくつかあったけど、殿下本人もめちゃくちゃ動けてたから相変わらずサモ監督のスタントのコキ使い様は分かりませんなぁ(笑)
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