あざらし

ザ・ロックのあざらしのレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
3.6
「断じて、許せない…。」

国葬がなされていました。
エド・ハリス扮するハメル准将は妻の墓に花を手向けます。
彼には決行しなくてはならないことがあると言います。それをやり遂げるためにはどんなことも辞さないと誓うのでした。

ハメル准将は部下と共に化学兵器を持ち出そうとしますが…

ショーン・コネリー×ニコラス・ケイジ主演映画です。

スタンリー・グッドスピード博士扮するニコラス・ケイジはワシントンD.C.にあるFBI化学兵器研究所で犯罪に使われる荷物を研究する仕事をしていました。彼は化学兵器のスペシャリストです。

監獄であるアルカトラズ島でテロ事件が発生しました。
犯人が脅しの手段にしている神経ガスの化学兵器ミサイルを解除しなくてはなりません。さて、それは可能なのでしょうか。

アルカトラズを意図も簡単に犯人が掌握出来るとか、ミサイルの見張りが誰もいないとか、面倒くさい細かいところは無くしてサクサク進むので、そこを娯楽映画だと思えば、次から次に起こるスピード感のある展開を楽しんで観られるかもしれません。

ジョン・パトリック・メイソン扮するショーン・コネリーが脱獄の天才として、FBIに力を貸すという設定が面白いです。

ショーン・コネリーやニコラス・ケイジという人気俳優の中にあるのに、悪役のエド・ハリスが深みのあるキャラクターを丁寧に演じているので、そちらに目がいきます。

「…腕はまだ痛むかい?」
あざらし

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