2002年製作のホラーといえば『呪怨』『ザ・リング』などがあり、ホラーファンはどちらかといえば皆そっちの方に行っていたのではないかと思います。
それらに対して本作は古いタイプのホラーで当時は私も見逃していてたのですが、今観ると意外に面白い作品でした。
『X-file』がお好きな方には受けが良いと思われます。
それというのもストーリーそのものもそうですが蛾男の謎を追うリチャード・ギアの表情がどことなくモルダー捜査官に似ているからです。
原題は"蛾男の予言"で全長2m近い蛾のようなUMA物の作品ですが、wikiによるとどうやらこれは本当にあった事件に基づいているようです。映画の出来事として創作したのでは？と思って観ていたラストの大掛かりな橋梁破壊なんかも実際にあったものらしい。本当に蛾男によるものかどうかはわかりませんが。
つい先日、岡山県のある寺に所蔵されている人魚のミイラといわれるものが実は人の手によって作られたものであることが科学的に判明し話題になりました。これは1800年代に作られたものだそうで、昔から人間はこうしたものに興味があったようです。
果たして蛾男は本当にいるのでしょうか？リチャード・ギアではなくて誰か科学的に解明してもらえないでしょうか。
