それぞれの兄弟の視点で父の葬式までのストーリーを描いていて、それがパズルのピースのようにどんどんわかっていく手法が面白かった！つむぐの絵もその1つだなと！
　

まだまだこれからのみなさんみたいですが
お芝居うますぎて
なんとなくみはじめたのに
目が離せなくなっていました。。。

ラストに衝撃

Filmarksを見ていたら、評価の表示がない映画「108回死んだ僕ら」に目が止まります。
代官山にある映画館シアターギルドの１館だけ上映。
(以下シアターギルドの上映作品案内より)
大晦日、小説家 迎井夢言が死んだ。
平成のベストセラー作家と呼ばれたその男は、5人の女を愛し、全ての子を認知。
事実上一夫多妻制を形成した。
遺されたのは莫大な遺産と腹違いの兄弟たち。
兄弟たちの話は、巨額の富を巡る遺産相続。
ではなく、6人目の兄弟の話へ。
5つの人生で紡がれる1つの真実の物語。

という概略に惹かれました。

本作品は自主映画です。
atto(6)scrawll (以下アトロク)という、
演劇学校時代の同級生の皆様が中心となって結成された映画集団が制作しています。
映画に出演された５名以外にもう１名、衣装（だったかな）などを担当する方がいます。
５名でなく６名です。

過去の作品はYou Tubeなどで鑑賞できます。
映画を観てびっくり、よく出来ていると思います。
5人兄弟の各自の視点で長男から順番に描いていきます。
兄弟の過去がパズルのピースが埋まっていく様にわかりながら、ラストに向かっていきます。

驚きのラストは、人によってはショックを受けたりするかもしれません。
セリフ・映像の中に監督のこだわりが散りばめられています。
何故「108回死んだ」のか。
私はわからなかったので、トークショーで質問してしまいました。
映画を観ただけでそれが分かる方は、素晴らしいです。
フライヤーは5人兄弟の写真ですが、この写真の中にも監督のこだわりがあります。

将来性を感じるこの若い６名の映画集団に目が離せなくなりました。