このレビューはネタバレを含みます
鑑賞中と観賞後で主要な登場人物全員の印象が180º反転する超どんでん返し。
様々な形で描かれる『孤独』の形。
存在、共感、理解、喪失…
脚本の巧さがあるとはいえ、ハーレイ・ジョエル・オスメントのあの含みのある演技力は子役の概念を越えている。
「All time」「Don't go home ok?」「Everyday」など鳥肌のセリフが完璧に私の心に掴んでくる。
ペンダント神隠し事件での母に怒られシーンでは誰もが味わったことがある緊迫感を演出できていた。
名作と言われているので当たり前かもしれないが、こういったカメラワークも流石だなと感じる。
伏線が巧みなホラーミステリーでありながら最高の感動作品。
オチだけがこの映画の全てではない。