地下からきました

告白の地下からきましたのネタバレレビュー・内容・結末

告白(2010年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

直くんと修哉の独白が交錯していたり、逆行時計を利用した爆破シーンなどの演出が原作にはない見せ方で面白かった。
松たか子迫真の名台詞も生み出した。
私にも聞こえましたよ、大切な物が消える音が。パチン…じゃなくて… 「どっかーんッ!!」って…!

原作が各章ごとにそれぞれの登場人物の独白で描かれているため会話が少ない。そのためか、中盤のシーンは画で見せることが出来ていない…というか寧ろ間をもたせる画が邪魔だと感じた。
目つぶって音声だけで聞いた方が話が理解できるのでは?

最初の現実味欠けたホームルームシーンで不安だったが、終盤は巧く映画的なアレンジを加えた良作だと感じた。