このレビューはネタバレを含みます
限られた空間と時間の中でそれぞれのキャラの魅力を最大限かつ余裕を持って発揮している。
銀行強盗中の派手なシーンは描かないのに、ブロンドがガソリンを抱えて倉庫に持っていくだけのシーンはノーカット。
現在パートで各登場人物の個性を爆発させつつ、過去パートで繋がりや裏側を描くことでキャラに深みが出ていて、それだけで映画を回しているのが巧い。
監督も役者もキャラの造形が深いんだなと感じる。
OPから漂う、下らない会話に潜むただ者ではない空気からのLittle Green Bag.
超絶痺れる!