
熊本の旅行代理店に勤める一二三湊(杉本琢弥)は、同僚の美咲(坂ノ上茜)に半ば強引に誘われ、熊本の名所や名物を紹介するMV制作プロジェクトに参加することになる。乗り気ではなかった湊だが、プロジェクトの取材先で、かつてのミュージシャンであり、今はミカン農園を営む女性・カオリ(福田沙紀)と出会う。 実は、カオリは湊が音楽に夢中だった頃に憧れていた存在だった。再会をきっかけに、湊の心の奥にしまい込んでいた“夢”──シンガーソングライターとして歌うこと──が少しずつよみがえっていく。 かつて湊は、熊本の街角で毎晩のようにギターを抱え、ストリートライブを続けていた。しかし、ある出来事をきっかけに、人前で歌うことをやめてしまった過去があった。その傷を抱えたまま、夢を封印していたのだ。 湊の秘めた想いを知った美咲は、そっと背中を押す。そしてついに、再びマイクを握り、街角に立つ湊。その小さな一歩が、周囲の人々の心を動かし、やがて街全体を巻き込む大きなうねりとなってゆく。震災からの復興を歩む熊本の街で、夢と希望を乗せた歌声が、静か、力強く響き始める──。
バツイチ子持ちのシングルマザーが地元の宇都宮に帰ってきた。 実家の餃子屋の再建と子育てに奮闘するさなか、イケメンの新聞配達青年に出会ってしまう。しかし、彼の正体は今をときめくプロゴルファ…
>>続きを読むクリーニング屋、写真屋、ガチャ屋・・・etc。定職に就かず「何でも屋」として働くケンちゃんが、ひょんなことから「散歩屋」をはじめる。「散歩屋」とはお年寄り、引きこもりの方など支援が必要な人…
>>続きを読む一年前に解散したバンド「LACTIC ACID」 その直接の原因を作った元ボーカル・慎平。 ある”もの”と引き換えにお金をくれる彼女・ゆかり。 元バンドメンバーで元親友の黒やん。 …
>>続きを読むお笑いコンビ・品川庄司として活躍する一方、映画監督としても才能を発揮し『ドロップ』『漫才ギャング』など数々の話題作を送り出してきた品川ヒロシ。自身初となる、女性を主人公に据え、北海道・下川…
>>続きを読む地域活性化の名目で集められた5人の地元アイドルグループ「小姓ズ」。 結成5年を迎えるも、人気もやる気も今ひとつの彼らはある日、広報課から、1カ月後のライブを満員にできなければ解散、と告げら…
>>続きを読む母親を病で亡くし、一人きりになった君島賢司。彼は、心の赴くまま世界中を旅し塩原に移住した女性と出会い、今までの人生に疑問を抱く。「今まで自分はただ流されて生きていたのかも」初めての感情に戸…
>>続きを読む染井春太は居酒屋でアルバイトをしながら役者を目指しているが、来る仕事はエキストラばかり。ある日、路上で一人芝居をしている途中に出会ったアニキと東京・下北沢にあるバーを訪れる。そこで吃音のア…
>>続きを読むシンジにとってアキラは高校時代から憧れの存在だった。社会人になってミュージシャンになる夢を諦めたアキラは、日々の仕事に忙殺され自分を見失っていた。そんな時、東京の街で路上ライブをするシンジ…
>>続きを読むⒸ2025 映画『熊本の彼氏』製作委員会