ぬーたん

ジュマンジのぬーたんのレビュー・感想・評価

ジュマンジ(1995年製作の映画)
4.0
『ジュマンジ』ってボードゲームなのよね。私は子供の頃からボードゲームが大好きで『人生ゲーム』『モノポリー』『スコットランドヤード』などはボロボロだけどまだ遊んでるー嫌がる家人にお願いして😅あの時代はボードゲームが盛んだった、テレビゲームもなかったし。何か素朴だけどワクワクしたなあ。
この映画は1995年。ちょうど家事育児に忙しく、観ながら用事を足していて、結局は断片的にしか記憶ない。
今回ラストまで初見です!
ボードゲームの中に入って別の世界を体験するのかと想像してたら、向こうからやって来るパターン。これは意外だった。
今時の映画に比べたらそれはちゃっちい感じだけど、当時では最先端の技術で作られた映像で、動物たちも結構リアル。
主役のアランをロビン・ウィリアムズ。
こういう役は上手いね。
顔はオッサンなのに、言動や仕草は子供にしか見えない。
少年の心のまま大人になった役なんて、絶対ピッタリに決まってる。
生き生きと演じ、キュート。ただ、笑いはそれほどなかった。
友達のサラをボニー・ハント。
女優以外に色々と仕事してる多才な方のよう。
新たにゲームに参加するこの屋敷の住人である2人の子供たち。
あら?この女の子、パルトロウ?と思って、違った。キルスティン・ダンストだった。似てるなあ。
子役から、しっかりしたクールな感じ。役も動物にも果敢に向かっていく勇気ある少女。
警官のカール、アランの両親も良かった。
アランパパをジョナサン・ハイド。
厳格な父。素晴らしかった!
厳しいアランパパ、ゲームから飛び出して来た憎いハンターとそっくりじゃない?と思ったら2役!
これが凄いよね。父と息子の関係が、ゲームにも関わって来る。
深い、深いですぞ。
容赦なきハンターから逃げ攻撃する姿を現実の親子の姿に重ねて、ちょっと複雑な想いが…。
床に埋まって顔だけになったり、町中を巻き込んだり、ファンタジーというかドタバタなんだけど、ハラハラして面白かった。
そして、私の予想とは違うラストが。
この映画を好きと言わざるえない、そんな素敵なラスト。
そうだよね、そうなるよね、と思いつつ、裏切られたホッコリに涙が!
泣いた~!まさかの感動家族のドラマが。
ジュマンジーー!!
ぬーたん

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