はま

マネーボールのはまのレビュー・感想・評価

マネーボール(2011年製作の映画)
4.1
「野球の話なんだろうな〜」くらいの知識で挑みました。
泣きました。
事実ベースの作品は、映画になるくらいだから最後は上手いこといくんだろうなあって予想できてしまうから「そこにいくまでにいかに魅せるか」が大事だと思ってて、今作はそのへんすっごい上手で片時も目を離せない作品でした。
めっちゃ好きな映画です。

【米野球チーム「アスレチックス」のGMを務めるビリーが、高予算でスター選手を獲得する他チームに打ち勝つため、資金の差を埋もれた才能で埋めようと奔走する。】

第一の埋もれた才能がジョナ・ヒル演じるピーターっていうのがもうワクワクを禁じ得ない。
「誰しも1番最初っていうのは批判されるものだ」っていうのはほんとその通りで、ピーター自身も往年のスカウトマンとは違う新しい観念を持って選手を評価している。スカウトマンのやり方がダメだとは言わずとも、「彼らは選手をお金で見てる」っていうピーターの言葉には納得させられました。

なんて言ってる私ですが野球の選手獲得システムとかあんまり詳しくないです。それでも純粋に楽しめたから、やっぱりつくり方が上手いんだろうなあ。面白かったんです。

ケヴィン・コスナーの『ドラフト・デイ』って映画も好きで(これはアメフト)、それを思い出したんですが、それよりもよりドラマチックに作られてて、泣いたシーンは製作陣の思うツボだと思います(笑)
これはドキュメンタリーじゃなくて、野球に夢を見たドラマ作品でした。

ビリーの娘の歌がほんと心にしみるんですよ😭
よくある10代の子を歌った歌詞だと思ってたら大間違い…これは主題歌でもある。良い声〜〜

クリス・プラットがめっちゃ良い役で出てて笑った(笑うとこじゃないのにクリプラが出ると笑っちゃう病) 選手の役はみんな野球経験者って書いてたけど、クリプラもやってたのかな?見た目は完全に野球選手でした!
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