2025年日本公開映画で面白かった順位：-（過去のテレビアニメ版の特別編終版のため対象外）
　　ストーリー：★★★★★
　キャラクター：★★★★★
　　　　　映像：★★★★★
　　　　　音楽：★★★★☆
映画館で観たい：★★★★★

「鬼滅シアター」での鑑賞。
本作は、2023年に放送されたテレビアニメ第3期「刀鍛冶の里」（全11話）を、「刀鍛冶の里 敵襲編」「刀鍛冶の里 繋いだ絆編」の2部構成でまとめたもの。
この「敵襲編」は刀鍛冶の里に上弦の伍・玉壺と上弦の肆・半天狗が侵入してきたエピソードだけど、鬼殺隊の剣士たちを支える刀鍛冶に焦点を当て、陰で支える者たちの物語を描いている。

遊郭で限界を超えて戦った炭治郎は2ヶ月ぶりに意識を取り戻す。
目覚めた彼に突き付けられたのは、「日輪刀は作ってやらない」という鋼鐵塚からの手紙。
新たな刀を求めて、炭治郎は自ら刀鍛冶の里へと出向くことを決意した。

里で炭治郎が出会うのが、恋柱・甘露寺蜜璃と霞柱・時透無一郎。
テンションが高く大食漢の甘露寺さんと、テンションが低くまわりに一切の興味を示さない時透という対照的な2人だけど、中でも印象に残るのは時透だ。
絡繰人形の縁壱零式を渡せと聞かない時透は、それを拒み続ける小鉄にこう告げる。
「柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う。刀鍛冶は戦えない、人の命を救えない、武器を作るしか能がないから」と。
時透は過去の出来事から悪意なくそういうことを言うキャラクターではあるのだけど、剣士と刀鍛冶のヒエラルキーを暗に示しているような発言である。
それに怒りを覚えた炭治郎は刀鍛冶という職の大切さを説く。
職業に貴賤がなく、剣士も刀鍛冶もそれぞれに重要な役割があるということを必死に伝える彼の姿を見ると、刀鍛冶たちへのリスペクトと共に、観客にも「支える者の尊さ」を問いかけているように感じられる。

また、今回は里で再会した不死川玄弥にも注目したい。
彼は炭次郎に対して終始冷たい態度を崩さないのだけど、炭治郎はそんな彼にも分け隔てなく話しかけ、歩み寄ろうとし続ける。
この“諦めないコミュニケーション”も炭治郎というキャラクターの魅力である（ある意味、強引とも言えるのだけどw）。

そんな人間ドラマから打って変わり、物語の後半は一気に敵襲モードに入る。
刀鍛冶の里に、上弦の伍・玉壺と上弦の肆・半天狗が侵入してきたのだ。
時透は玉壺と、甘露寺さんは玉壺の作り出した配下たちと交戦する一方で、炭治郎は禰豆子、玄弥と共に半天狗との戦いを繰り広げる。
特に、半天狗は4体に分裂し、それぞれが異なる能力で攻めてくるため苦戦を強いられる。
この戦いの決着は、来週までお預けだ（笑）

そんなわけで、新たな柱、新たな上弦も出てきて見ごたえある内容に仕上がっている。
でも、それ以上にこのエピソードで感じるのは、表に立って"戦う者”だけがヒーローじゃないということ。
刀鍛冶の存在が示すように、“支える者”にも物語があるというのは現実世界でも常に意識したいと思った。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ（2001-2003）のサムみたいだけど。

♥️『鬼滅の刃 刀鍛冶の里 敵襲編』♥️
【4Kアップコンバート リバイバル】
大画面で、毎週、続きが観れるの嬉しい。
禰豆子が、更にバージョンアップ
してるのが、面白いね。
後半の伏線だね。
たぶん、親方様の病気も禰豆子が、
治せるんじゃないですかね😅

甘露寺ちゃんの闘い素敵。
しっかし、金魚は、何回観ても、キモいね。

#2025年度劇場鑑賞220作品目　3.8
#鬼滅の刃刀鍛冶の里敵襲編
#菊池和夫の学んでシネマ
#食費より模型代

• #2025年度劇場鑑賞220作品目
• #鬼滅の刃刀鍛冶の里敵襲編

柱の方々の魅力がどんどん溢れていって抱えきれない

「人のためにすることは、巡り巡って自分のためにもなる」炭治郎さんいつも感銘受けます

蜜璃さん無一郎さんかっこいい