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男と女のsoffieのレビュー・感想・評価

男と女(1966年製作の映画)
4.5
現在その後の話「男と女 人生最良の日々」が映画化されている「男と女」。
有名すぎる題名と、映画を見てなくてもきっと誰でも知っているフランシス・レイの

ダ〜バ〜ダ〜♬︎
ダバダバダ ダバダバダ
ダ〜バ〜ダ〜♬︎
ダバダバダ ダバダバダ

のテーマ曲
監督がクロード・ルルーシュ監督で舞台がフランスだからこんなにもお洒落なのだろうか…。
子供の頃初めて観た時は、主演のアヌーク・エーメの完璧な美しさに目が奪われた。「こんなに綺麗じゃないと大人の恋愛は出来ないのだろうか!大人の女はこんなにも言葉少なく、常に微笑みを浮かべ、少し悲しそうな横顔で小さな息子に無償の愛を注いでる姿じゃないとダメなのかしら…大人の女性って難しいわ!」と鮮烈に思った。
そして主人公のジャンがレースに優勝したにも関わらず、仲間との優勝の喜びを分かち合うのもそこそこに車を飛ばしてアンヌの所に文字通り馳せ参じる姿に(仲間に有難うも言わないんだ…)と思ったものだが、大人になった今なら分かる。
男性って意中の女性がいる時ってそうなるよね…と。
とにかくアヌーク・エーメの美貌が印象的でずっとフランス女性の美しさって凄い!!と思っていたがWikipediaが出来た頃にググッたら、アヌーク・エーメはフランス人だがオリエントの血も入ってると知り(現在は消されている)あの素敵な眉毛と濃くて長〜い睫毛、そして美女の証の高い鼻はその賜物なのか!!たとえ整形しても真似の出来ない領域!と絶望したものだ。
シンプルな脚本の中にジャンがカーレーサーというカッコイイ職業で、アンヌが美しいシングルマザーという不動のポイントが観客を魅了する。
アヌーク・エーメの横顔とあの瞼を伏せた時の長〜い睫毛とダバダバダのBGMは私にとって不滅の名シーン。
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