
物語は、世間を賑わせた天銀堂大量毒殺事件の容疑者となり、無実が証明されたものの自殺した元子爵・椿英輔の娘・美弥子が、金田一耕助のもとへ訪れたところから始まる。美弥子の依頼は、母親・秌子が死んだはずの英輔の姿を見かけて恐怖におののいており、父親・英輔の生死を確認してほしいというものだった。英輔の遺書には、「悪魔が来りて笛を吹く…」との不気味な言葉も記されていた。金田一は美弥子に誘われるまま、助手の白木静子とともに、椿邸で行われる秌子の主治医・目賀博士の砂占いの集いに列席するが、その日から忌まわしいフルートの旋律にのせて次々と殺人事件が巻き起こり……。
製薬会社で財を成した犬神佐兵衛が、遺言書を遺して死去。遺言書には佐兵衛の恩人の孫娘・珠子に全財産を相続するとあり、佐兵衛の親族は騒然とする。助力を求められた金田一耕介が犬神家に向かうと、第…
>>続きを読む殺人事件に遭遇した祝十郎探偵の助手・五郎八、繁、木の実。被害者の肩には「白髪鬼」と書かれており、やがて白髪鬼による連続殺人が発生。白髪鬼の正体は戦死したはずの毒物学者・白上博士だった。復讐…
>>続きを読む江戸時代から続くという由緒ある名家・一柳家。当主・賢蔵に年の離れた花嫁・克子が嫁入りしたが、婚礼が終わった夜、ふたりの死体が発見された。現場には怪しい三本指の血痕が残されていて…。この奇怪…
>>続きを読む昭和24年、母を失いひとり身となった寺田辰弥は、突如資産家・田治見要蔵の遺児であることを知らされる。当の村を訪れた辰弥は、田治見家の後継ぎになるように言われる。そんな彼に地元の老婆が、辰弥…
>>続きを読む熱海へ向かう電車で、乗客の新婚らしき夫婦とカトレアの匂いのする女性に興味を引かれた若宮。宿泊先で新婚夫婦に再会し、その晩、誤って彼に黒い洋服が届けられる。翌日、取材で同ホテルに滞在中の島内…
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