江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間の作品情報・感想・評価

「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」に投稿された感想・評価

Jaya

Jayaの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から獄舎での半裸の女たち(乳出してますが)の狂乱。一人婆さんが混ざってますがこちらは服着てました。これが精神病棟だというんだから、のっけから途轍もない偏見。
そして一人えらく真面目な顔の広介くん。

いきなり出会っていきなり殺される初代。死装束で墓を暴いて菰田になりきる広介。
菰田家に入ってからは「失敗の連続だ」てそらそうでしょう無理ありすぎるもの…。広介のこれでもかと真面目くさったモノローグが本当にいちいち笑えます。
それに全然意味がないところでやたらにオッパイ出てきます。面白い。

丈五郎の島に渡ってからは丈五郎が作ったという奇形人間の博覧会。なぜか暗黒舞踏もやります。趣味全開としか思えない感じが素晴らしいです。
そして高笑いとともに唐突に出てくるは明智小五郎!えええええ!?
全ての企みを暴く名推理を朗々と開陳してくれます。長い…。
そして広介は秀子とともに「おかあさーん」と絶叫しながら打ち上げ花火で爆散。邦画史上に残る名ラスト。

これほど開いた口が塞がらないまま時間の過ぎた映画はなかなかありませんでした。これぞB級中のB級と言える、カルト映画の金字塔でした。
sof

sofの感想・評価

3.5
江戸川乱歩作品をちぐはぐに繋いで陳腐にしたような、だけど妙に目を離せない珍妙な映像の中毒性。奇形描写を土方巽に頼りっぱなしにしている。土方巽がいなきゃまとまらなかった土方映画。予想を裏切る超展開の数々で、ラストの汚すぎる花火で最高に爆笑しました。
池袋の新文芸坐にて、「直撃地獄拳 大逆転」と2本立て上映。

“奇形人間”という題名。

なんだか、ヤバい匂いしかしません…

生きた人間つなげて、血の通った千手観音を作ろうとする発想がヤバすぎます。

ちょっと、見てみたいけど…

突然現れる、小太りの明智小五郎には、ほっこりしてしまいますが。

そして、御覧になった皆さんが必ず触れる、驚愕のラストシーン。

機会があれば、DVDや配信ではなく、劇場の大きなスクリーンで観て欲しいラストシーンでした。

一生、忘れられなくなります。
緑

緑の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「文芸坐2」の頃に1回鑑賞、今回2回目
初回もしかしたら違う映画館だったかも。

えらいもん観たわーという感触、
及びラストの人間花火の画、
並びに「おかーさーーーん!」しか覚えていない状態。
むしろこんなに長いこと覚えていられるだけの
シーンを作った石井輝男はすごい。

乱歩作品ベースのエログロ作品。
ラストのインパクトがすべて。

大量の「そうはならんやろ」を
最後に正体を現した明智小五郎が
大量の説明台詞で全部片付けた。(貶してない)
悪い人はみんな死んだし、
いい人も大体死んだ。
主人公父の死は唐突だったが
生きていたら話がきれいにまとまらないから仕方ない。

主人公が死体と入れ替わったとき、
記憶喪失という設定にすれば
だいぶ楽できたんじゃなかろうか。

奇形人間は特殊造形ばかり。
これが日本の限界か。
ホドロフスキーがリメイクしてくんないかな。
G

Gの感想・評価

3.4
この尺ですら長く感じる。70分くらいならよかったも…やたらと出てくる暗黒舞踏の方々の圧がすごい。奇形人間いっぱい出てくるけど特殊メイクも他の映画の方がいいかな。有名な花火爆散ラストは面白かったけど…ドラマ部分がダラダラ。てかドラマ部分見に来てるわけじゃない。島へと遡行していくのはリング2ぽさ。
KMN

KMNの感想・評価

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江戸川乱歩を1作品でここまで詰め込むアグレッシブさ。そして何と言ってもあのラスト!熱いものが込み上げてきます。
どの俳優も男前ですが、土方巽のカッコ良さには痺れます。
ムカデ人間の元ネタ?
血の通った千手観音を作るとかクソやばい発想の親父に翻弄される話。
あとは江戸川乱歩オールスターみたいな感じ、椅子に入ったり。
ハンバーグ師匠ぐらいのノリで突然出てくる明智小五郎にめちゃめちゃ笑った。

おかあさあああああああああん!!!!!!
カルトな名作らしく期待して観たけど、いまいち面白さが分からなかった。序盤からゾンビみたく奇形人間がわんさか出てくるのかと思いきや割と中盤なってからちょいちょい出てくる位で肩透かしを食らった。でも序盤の投げナイフで濡れ衣着せられるくだりとか、ちょいちょいヒッチコックオマージュを入れてくるのは楽しかった。
半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.2
20年以上前に見たときは「これが伝説のカルト映画か」と興奮していたが、今見ると石井輝男流の過剰な世界に江戸川乱歩、土方巽の世界が押し込まれるように入り込んで、面白いというより頭が痛くなりそうになるくらいひたすら濃厚な作品に。そしてカルト映画と過剰に持ち上げられている気がする、たしかに放送は出来ない作品だけどそんなに面白くないし。

また途中、リプリーまがいのシーンは飽きがきてしまったのも事実。土方巽一団のシーンも石井輝男監督が惚れ込んでいたのはわかるが、当時の記録以上のものではないかな。
p

pの感想・評価

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大学の先生が「カルト映画といえば石井輝男ですねぇ」って言ってたからずっと気になってたやつ
なんかよくわからなかったのでまたいつかリベンジ
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