てれ

拳精のてれのレビュー・感想・評価

拳精(1978年製作の映画)
3.3
龍拳と立て続けに観賞。ローウェイ監督はジャッキーにコメディをやらせなかったと聞いていたけど、この映画は十分コメディ寄りでびっくりした。

主人公のイーロンは「酔拳」のフェイフォンに負けるとも劣らぬ悪戯好きな子。
寺を一度も出たことがない、女性を見たことがない、先輩からの吹き込みで寺を出たら女性のお尻を触らなきゃいけない(なんちゅうこと教えとるんじゃ)と思ってる等々…世間知らずで可愛いよ~!!

電気もない時代のはずなのに宇宙から妖怪が降ってくるSF設定がおかしすぎて逆にウケました。しかもなんだこのビジュアルの妖怪は。日本エ〇キテル連合みたいで強烈。妖怪達がイーロンを怒らせて五獣拳を伝授させられるのはコミカルで面白かった。

観賞後に知ったトリビアとして、韓国公開版にはジャッキーが女の子とキスするシーンがありYouTubeで確認できるので興味ある方はぜひ。「拳精 韓国」で出てくると思います。
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