ポン・ジュノ監督特集にて。
恥ずかしながらポン・ジュノ監督2作目です。
怪物パニック映画…と言いたいところだが
これは色々本当に盛り沢山。
アメリカ批判、官憲批判に家族愛。シリアスさもある。
あとここまで笑かすか!?と思わせるほどネタ満載。これが韓国エンターテイメントなんだろうか。何回か笑ってもらわないと帰しませんよ的な心意気を感じる。
怪物はなかなか気持ち悪いし
ゴジラみたいに巨大じゃないぶん敏捷性が怖い。
音楽はちょっと日本の怪獣物っぽい。
小規模ながら街中シーンの緊迫感もある。
ソン・ガンホは子煩悩なダメ親父。
おじいちゃんは親バカで優しくて笑っちゃう。
家族一丸に叔父叔母集結がびっくり。
先日観たペ・ドゥナちゃんが出てる。可愛い。
叔父叔母ネタも回収する。
色々あるが、メインはこの家族愛にある気がする。
そして最後の展開に。
このラストだけなら普通怪物出て来ない。
パニックの中の家族愛はよくあるけれど。
もちろんそれだけではないだろうし、この取り合わせはすごい…
作品は時代どころかその時を写す鏡であると認識する。
「誰も話を聞いてくれない!」
ソン・ガンホの悲痛な叫び良かったよ…
2020劇場鑑賞No.73/total91
ポン・ジュノ祭り温め過ぎました。
コロナ渦で延期して、再開したのは良かったけれど自分が行けない始末😭
これしか観られないかも😢
コロナがなかったらなぁ…と思うけれどないものねだりしても仕方ない。
全部を見逃さなくて良かった。
でもスクリーン待ちして良かった!面白かったです✨