このレビューはネタバレを含みます
スランプに陥る作家が、盗作されたという理由で嫌がらせを繰り返す男に苦しめられるサスペンス。
スティーヴン・キングの中篇小説『秘密の窓、秘密の庭』が原作。
2度目の鑑賞。
全く覚えていないつもりだったのだが、早い段階でオチに気付いたのは、どこかで記憶に残っていたからなのだろうか。
それほど目新しいネタではないけれど、展開のさせ方が上手いので楽しめた。
ちょっとした違和感や疑心暗鬼から始まり、だんだんと狂っていく様子が絶妙だった。
ボサボサの髪に髭、ボロボロの服でもジョニー・デップはかっこいい。
狂気を見せてからもかっこいいし、最後の爽やかな笑顔も怖くてかっこいい。
彼の魅力を存分に堪能できた。