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クローサーのakrutmのレビュー・感想・評価

クローサー(2004年製作の映画)
4.0
ダンとアンナの関係を中心に男女4人の恋愛模様を描いた映画。テーマは真実と嘘。恋愛相手にナイーブに本当のことを告げるとどうなるのかが描かれていて、予想以上に面白く見ることができた。挿入歌の The Blower's Daughter も映像にマッチしていて効果的。

何と言っても、4人の中では、ナタリー・ポートマンがもっとも印象的!幼さを残しながらも大人の女としての色気もある彼女の魅力が十二分に発揮されていて、ナタリー・ポートマンを見るだけでもこの映画の価値がある。それに比べて、主人公のジュード・ロウとジュリア・ロバーツの良さがあまり出ていないのが残念。ジュード・ロウの演技がフラットでダンの無感情に見えてしまう(そのような狙いなのかもしれないが)し、ジュリア・ロバーツの演技によくある気の強さをもっと出したほうが効果的とも思った。
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