しょうちゃん

ルパン三世 カリオストロの城のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

5.0
ヨーロッパの小国・カリオストロ公国を舞台に、
ルパンが伯爵に幽閉されていた大公家最後の姫・クラリスと出会い、
城の地下に眠るニセ札をめぐって、
仲間と共に激闘を繰り広げる。

宮崎駿監督作品だということもあって、
一線を画すルパン像だったので当時は違和感ありました。
宮崎駿の世界に再構築されたもうひとつのルパン三世。
何度観ても面白い。
冒頭からカジノを飛び出して全力で駆け抜ける障害物競走から見せる。
テーマソングの「炎のたからもの」もいい。
車がパンクしてのどかな場面の直後に始まるカーチェイス。
この緩急が素晴らしく、
スティーブン・スピルバーグが「映画史上最も完璧なカーチェイス」と評したとの噂がある。
面白い演出やハラハラドキドキさせる演出を随所にちりばめ、
最後まで一気に見せる。
最後の銭形のとっつあんのセリフは名ゼリフすぎる。
なんと気持ちのいい連中だろう。
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